「防災、気になるけど…お金も時間もない」そんなあなたへ
防災は大事だと思ってるんだよね。
でも、何をすればいいのか分からないし、調べるのも面倒。
それに、余裕もない。正直、備えるお金だってギリギリ――。
ようこそ、防災の世界へ。
そんなあなたにこそ、この記事を届けます。
たった1000円以内。しかもスーパーで。まずは3品。
それだけで、防災の第一歩は踏み出せます。
その一歩が、あなたとあなたの大切な人を守る“きっかけ”になりますように。
なぜ“3品だけ”?それには理由があります
いざという時のために、完璧な備えを目指したくなる――それは素晴らしいことです。
でも、完璧を求めると、動けなくなるのも事実。
だから、まずは「今のあなたにできる範囲」で。
そのスタートラインとして、1000円以内・スーパーで手に入る「非常食3品」をご紹介します。
スーパーで揃う!非常食の“最初の3品”
①保存水(2Lペットボトル)
何はなくともまずは飲料水を確保しておきましょう。
非常食だけあっても、水がなければ命に直結します。
だからこそ、最初の一歩には必ず水を含めておきたいのです。
- 保存期間:5〜7年
- スーパーでも安価に入手可(100〜150円程度)
- 2LのPETボトル1本あれば、飲用だけではなくカップ麺にも使える
※本格的に備えるなら、水は1人1日3Lが目安です。詳しくはこちらの記事を参考にしてください:
▶️【災害用の水は何リットル必要?】家族の人数×日数でわかる備蓄量と保存のコツ
②カロリーメイトなどの栄養補助食品
災害発生時は電気やガスが使用できないかもしれません。
そんなときでも調理不要でそのまま食べることが出来て、少量でエネルギーを補えるのがカロリーメイトなどの栄養補助食品です。
- そのまま食べられる
- 軽くてかさばらない
- 賞味期限:通常版は半年、ロングライフは3年
好みに合わせて、クラッカータイプやゼリー系の栄養食品でも良いでしょう。
③カップ麺
いざというとき、いつも食べ慣れた“安心の味”は心強い味方です。
お湯がなくても、水で15〜20分置けば麺は戻せるのも心強いポイントです。
- 保存期間は半年くらいのものが多い
- 普段から食べている人には最適
- ローリングストック(※)に向いている
※ローリングストックについては、こちらの記事を参照してください:
▶️その備蓄で大丈夫?今すぐ始めるべき正しい災害備蓄の方法
これだけでは足りない。それでも、十分に価値がある
正直に言えば、1,000円分の食料で1日分の備えには足りません。
でも、防災でいちばん大切なのは「ゼロを脱すること」。
完璧を目指して、動かないより、 imperfectでも始める方が100倍マシ。
この記事が、あなたの小さな一歩になることを願っています。
次に読むなら、こちらの記事へ
▶️【災害用の水は何リットル必要?】家族の人数×日数でわかる備蓄量と保存のコツ
▶️災害時の断水を生き延びよう!生活用水の確保は普段の準備から
最後に|防災士から、あなたへ
この記事は、災害現場や防災行政の経験をもつ防災士が執筆しました。
たった3品からでいい。
今日の帰り道、スーパーでぜひ始めてみてください。
その一歩が、あなたと、あなたの大切な人を守る力になります。